IP44の実力を徹底検証!全天候型ドローンAtlas®PROの過酷環境下での飛行実績
悪天候でも安定飛行!災害現場やインフラ点検に最適なドローン「Atlas®PRO」の性能を、実際の飛行映像と共に詳しく解説します。
「全天候型ドローン」と謳う製品は数多く存在しますが、本当に悪天候下で安定した飛行が可能なのでしょうか? Atlas®PROは、2021年の日本上陸以降、様々な気象条件下での飛行実績を積み重ねてきました。 今回は、その実力を「寒冷」「降雪」「降雨」「高温・強風」の4つの条件に分けてご紹介します。「Atlas®PRO」がどのようにして悪天候に対応し、安定した飛行を実現しているのか、ぜひご覧ください。
氷点下でも安定飛行!寒冷地での運用も安心
▲女神湖氷上レースを上空から撮影した映像
2022年1月、長野県北佐久郡の女神湖で撮影された映像です。気温は氷点下1℃、湖面は凍りつくほどの寒さですが、Atlas®PROは安定した飛行を続け、美しい氷上レースの様子を捉えています。
気になるのはバッテリーの性能ですが、Atlas®PROは-20℃という低温下でも安定した飛行を実現しています。 動画で使用したDJI機は、気温が低すぎたため通常の半分程度の飛行時間しかありませんでした。一方Atlas®PROは31分飛行を続け、バッテリー残量7%で着陸しました。これを可能にしたのは、Atlas®PROに搭載されたバッテリーの自動加熱機能によるものです。バッテリーの温度が低い場合は、離陸後1~2分間ホバリングし、自動でバッテリーを温めます。この機能により、低温下でも安定した飛行時間を確保できるため、寒冷地での運用も安心です。
降雪の中でも安定飛行!災害現場での活用に期待
▲降雪の中飛行しているAtlas®PROが撮影した映像
2022年2月、宮城県大郷町で撮影された降雪時のAtlas®PROのカメラ映像です。風速3~5m/sの中、AtlasPROは安定したホバリングを行い、周囲を監視しています。
Atlas®PROは動作温度-20℃~+55℃と、寒さに強い設計となっています。この強靭な性能が評価され、ノルウェーの山岳救助隊でも採用されています。災害現場など、厳しい環境下での運用にも耐えうる性能を持つAtlas®PROは、人命救助や被害状況の把握に貢献できるポテンシャルを秘めています。
雨天でもクリアな映像!インフラ点検にも最適
▲雨が降っている中でのAtlas®PRO飛行映像
2022年2月、千葉県木更津市で撮影された映像です。 雨の中、Atlas®PROは安定した飛行を続け、鮮明な映像を撮影しています。
AtlasPROはドローン本体、コントローラ、カメラ全てが防塵・防水設計となっており、IP等級44の認証を取得しています。メーカーも、10 mm/hの降雨量の中で4時間の飛行テストや、機体とコントローラに塩水を6時間かける耐久テストを独自に行っています。この高い耐水性能により、雨天時でも安心して飛行でき、インフラ点検などの用途にも最適です。
高温・強風にも対応!様々な環境で活躍
▲強風の中、AtlasPROが離陸し撮影した映像
2022年8月、千葉県木更津市での高温・強風時のAtlas®PROのカメラ映像です。地上風速6 m/s、気温32℃という厳しい条件下でも、Atlas®PROは安定した飛行を実現しています。
この日の風速は上空では10 m/sに達していたと推測されますが、Atlas®PROは風の影響を受けずに、スムーズな飛行と安定した撮影を実現しています。また、赤外線カメラで撮影された映像では、木々が50℃を超える高温になっている様子が確認できます。 このように、高温下でもバッテリー性能に影響が出にくいのもAtlas®PROの強みです。
まとめ
いかがでしたでしょうか? Atlas®PROは、寒冷、降雪、降雨、高温・強風など、様々な気象条件下で安定した飛行を実現する、まさに「全天候型ドローン」といえるでしょう。 災害発生時やインフラ点検など、あらゆる場面で活躍が期待できます。
Atlas®PROにご興味をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。