まるで熟練パイロット!?Atlas®PRO次世代自動飛行

Atlas®GCSの自動飛行ミッション機能があれば、複雑な飛行経路も、面倒な操作もすべてドローンにお任せ。
ルート設定、高度調整、カメラの向きまで――まるで熟練パイロットが操縦しているかのような精密な飛行を全自動で実現します。

さらにAtlas®NEST®と連携すれば、離陸から着陸まですべて無人で完結。
本記事では、Atlas®PROを自動飛行させるGCS設定を詳細にご紹介いたします!

 

自動飛行ミッション機能とは                                 

 

自動飛行ミッション機能とは、事前に設定した経路を全自動で飛行する機能のこと。
ウェイポイントを1つ以上設定することで、Atlas®PROはそのポイントを順に自動で飛行します。

高度やPOI(ポイント・オブ・インタレスト)、ウェイポイントの座標、ホバリング時間など細かな設定が可能。
オペレーターが操縦しているような細かい動きまで自動で再現します。

さらにドローンポートAtlas®NEST®を活用すれば、離陸・着陸までも完全自動化できます。

自動飛行ミッション機能のメリット                                 

 1.作業効率の向上

経路を事前設定するだけで、ドローンが自動で飛行・撮影・データ取得。長時間や複雑な作業でも安定運用でき、広範囲の調査も省人化が可能です。

 

2.飛行の安全性・正確性の向上

高度・速度・停止時間を細かく設定でき、現場に最適な飛行が可能。Atlas®NEST®との連携で離着陸も自動化され、事故リスクを低減します。

 

3.業務の標準化・再現性の確保

ミッションを保存すれば、同じ経路を何度でも再現可能。経年比較や定点観測が容易になり、データの精度と信頼性が高まります。

 

【手順】自動飛行ミッション作成ガイド                                 

Atlas®PROのマニュアルに沿って自動飛行ミッションの作成を実際のGCS画像を用いてご紹介いたします!

(見やすいように地図は非表示にし、黒背景表示しています)

 

画面を1秒間長押しすると、ウェイポイントが作成されます。

Atlas®PROは指定したウェイポイントを順に自動で飛行します。

 

また、ミッションとして保存することで、毎回飛行経路を入力する手間がなくなり、すぐに呼び出して実行できます。

ウェイポイント作成時には以下の細かい設定も可能。オペレーターが操作している感覚に近い細やかな運用が実現します。

 

【ここまでできる!】詳細設定                                 

 

あらかじめ飛行前にGCS上で詳細な設定を行っておくことで、オペレーターに近い自動飛行が可能になります。
その機能の一部をご紹介いたします。

POI(ポイント・オブ・インタレスト):機体のカメラが向くポイントです。POI付きのウェイポイントに到達すると、次のPOIに到達するまで指定された方向を向き続け続けます。

 

 

 

新しい座標を入力:経度(LAT)/緯度(LNG)または15桁のMGRS座標を使用してPOIの正確な座標を入力できます。

 

 

ホバリングモード::任意のウェイポイントで事前に設定した時間だけ待機します。

 

ウェイポイント番号::飛行経路の順序を昇順で示します。

 

 

高度・速度設定:飛行高度と速度がウェイポイントごとに表示されます。横にスワイプするだけで簡単に変更できます。

 

 

ループ:ミッションをつなげてループにします。機体が最後のウェイポイントを通過したら最初のウェイポイントに戻ってミッションを繰り返します。

まとめ                                 

Atlas®GCSの「自動飛行ミッション機能」は、特別な知識がなくても簡単に設定・運用できる全自動飛行システムです。
こちらの記事では、実際に自動飛行ミッションでAtlas®PROが飛行している様子をご紹介しています。

Atlas®PRO×Atlas®NEST®-自動飛行ミッション(※飛行動画あり)

ご興味のある方は、どうぞご覧ください!