全天候型ってホント⁉IP44のドローンの実力とは?
雨にも負けず風にも負けず、安定した飛行ができることが特長のAtlas®PRO。
でも、それはスペック上の話なのでは…と気になるところですよね。
2021年の日本上陸以降、悪天候のなかでも飛行してきたその実力を、「寒冷・降雪・降雨・高温強風」の各条件で飛行した実際の映像と共にご紹介いたします!
▼Atlas®PROの基本性能
① 寒冷
2022年1月29日 長野県北佐久郡(女神湖)
気温-1℃ 地上風1~2m/s
使用カメラ:KALOS(4Kカメラ)/DJI機からAtlas®PROを撮影
女神湖氷上レースを上空から撮影した映像です。
湖も凍るほどの寒さの中、気になるのはバッテリーの動作状況。
Atlas®PROを撮影するために使用したDJI機は、外気温が低すぎたため通常の半分程度の時間しか飛べませんでした。これに対してAtlas®PROは特段影響を受けず31分飛行を続け、着陸時にバッテリーが7%残っている状態でした(Atlas®PROの最大飛行時間は気温20°C・無風・フル充電時で32分とされています)。
またAtlas®PROのバッテリーには自動加熱機能が内蔵されており、バッテリーの温度が低い時は離陸してから自動で1~2分ホバリングし、バッテリーを温めます。一定以上温まると飛行を開始するので飛行時間にほとんど影響を与えません。
② 降雪
2022年2月23日 宮城県大郷町
気温-3℃ 地上風3~5 m/s
使用カメラ:KALOS(4Kカメラ)
降雪の中飛行しているAtlas®PROが撮影した映像です。
風に流されることなく、一点に留まりながら辺りを監視することができています。
Atlas®PROの動作温度は-20~+55℃と寒さに強い特長から、ノルウェーの山岳救助隊でも採用されています。
③ 降雨
2022年2月10日 千葉県木更津市
気温+2℃ 地上風4~5 m/s 降雨量1.5 mm/h
使用カメラ:KALOS(4Kカメラ)
雨が降っている中での、実際の飛行映像です。
安定した飛行はもちろんのこと、雨でカメラ映像が乱れることもありませんでした。
Atlas®はドローン、コントローラ(GCS)、カメラまですべて防塵・防水設計で、IP等級44の認証を受けています。
また、メーカーでは10 mm/h相当の降雨量のなか4時間の飛行を行うテストを実施。さらに、。機体とコントローラ(GCS)にホースで塩水を6時間かけるテストも実施して耐性を確認済みです。
④ 高温・強風
2022年8月31日 千葉県木更津市
最高気温32℃ 地上風6 m/s
使用カメラ:KALOS(4Kカメラ)/赤外線カメラ
この日の地上風は6 m/s程度でした。上空では10 m/s前後の風が吹いていたと思われ、4Kカメラの映像では0:30あたりで木々が大きく揺れ動いているのが分かります。
このような気象条件の下でも、Atlas®PROがスムーズに離陸する様子と撮影映像も強風の影響を受けずに安定していることをご覧いただけます。
また、赤外線カメラでは木々が赤く表示され、50℃を超える高温になっていることが分かります。
最高気温32℃と非常に温度の高い日でしたが、バッテリーの消費量は通常時に比べ変化はありませんでした。
いかがだったでしょうか?
Atlas®PROが正真正銘の「全天候型ドローン」だとお分かりいただけたと思います。
自然災害の発生時や緊急時に、どのような気象条件でも飛ばせるのがAtlas®PROの強みです。
ご興味のある方は、是非お気軽にお問合せください!
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しっかりとヒアリングさせて頂いた上でお客様のご要望に合うようご提案をさせて頂きます。
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